今日はこの間連れてきた面白い刺のサボテンについて英語のおべんきょ兼ねて調べた。
テフロカクタス属 武蔵野
学名:Tephrocactus articulatus原産:アルゼンチンの西部
日照:十分な日光
水やり:根付いてから、少しまたはほとんどあげない(どこで育てた場合だろう?)
花:白、薄いピンク
開花時期:春の終わりから初夏
耐寒エリア:USDA zone 8b-10(−9.4 °Cから+4.4 °C)
耐暑エリア:AHS zone 10-1
霜耐性(?):-9°C
増やし方:掻き子、または実生
CITES II指定種
テフロカクタス属の名前の由来はギリシャ語のtephra(灰色)と肌の色から付けられたそうです。
ポコポコ子株のように茎が増えていき、高さ30cmから60cm直径15cmから30cmくらいになるそうです。
ただし、とても取れやすいから大きく育てるのは大変だとか。
紙のようなトゲを持っていて、植替えの時も痛くありません。
その根本にある小さなトゲはチクチクするので気をつけたほうが良さそうです。
強い日差しと乾いた土で育てるようです。
寒さにはとても強い。
AHS Heat ZoneMap
調べていてわかったんだけどAHSヒートゾーンマップというものがあった。Publications - American Horticultural Society - Heat Zone Map
USDA Hardiness Zone同様にアメリカのものだけど、真夏日(30℃以上)の日数ごとにアメリカを12のゾーンに分けたもの。
最高気温の平均ではないところがUSDA Hardiness Zoneとは異なるけど、熱も重要だよねって作られたようです。
1960年に公開、1990年に更新され、今後より多くの植物がAHS Heat Zone Mapに関連付けられる予定ですと。
AHS Heat ZoneMapとUSDA Hardiness zone
改めてHardiness zoneのUSDAについてだけど、こっちは冬の平均最低気温を華氏 (° F)で10度ごとに11のゾーンに分けたもの。
栽培環境が大体同じくらいの平均気温ならば、そのまま育つはずです。
今後表記されるであろう例として
チューリップ 3-8, 8-1
だった場合、USDA zone 7、AHS zone 7だった場合、通年屋外で普通に育てられることがわかります。
別の例として
English wallflower 5-8, 6-1
だった場合、相対的に寒さには強いけど、夏の暑さには弱い可能性があります。
(本家サイトの例よりざっくり訳)
日本での栽培の場合は、四季もあるので冬の雨や湿度の高い夏がありますが、簡単に現地に行けない場所は参考にできるかもしれませんね。
まぁサボテンの場合AHS zone 10-1 とかになるから、日本では大抵大丈夫なんだろうけどね。
他にも西アメリカの園芸界ではSunset zoneなんてのも使われているとか。
(Sunset Zones versus USDA Zones : CACTUSSTORE.COM)
まとめ
武蔵野については水やりはかなり少なめで良さそうです。あと遮光もいらなさそう。
うちのは1つの刺座から2枚とかトゲが出てる
海外ではPaper Spine Cactusと呼ばれてるみたいですね。
翁丸がOld man cactusと呼ばれるのと同じかな。
アルゼンチンについて調べてる時にサボテンかと思ったら、丸い石がたくさんある場所を見つけた。何だろねこれ?
須田郡司 VOICE OF STONE PROJECT ブログ: 「月の谷」イスチングアラス(Ischigualasto)州立公園の奇岩
ここの適当な翻訳ではなく、読みやすい文章としては下記のページがあったので参考までに。
参考:
- Paper Spine Cactus (Tephrocactus articulatus) : Growing Tropical Plants in Phoenix
- Hardiness zone - Wikipedia, the free encyclopedia
- Tephrocactus - Gardening in the Coastal Southeast
- Tephrocactus articulatus : Learn2Grow
- Dr. Giuseppe MAZZA Journalist - Scientific photographer > PLANTS > Tephrocactus articulatus